ケアンズ、ダイビングトピックス

  
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ナポレオンフィッシュ

ナポレオンフィッシュというのは、日本名「メガネモチノウオ」と呼ばれ、ベラの仲間では最も大きくなる種類です。ケアンズの旅行雑誌などでは、「ウォーリー君」と呼ばれていますが、1匹しかいないわけではありません。 クイックシルバー社のエージンコートリーフにあるポンツーン、グレートアドベンチャー社のノーマンリーフにあるポンツーン、それにリーフマジック社のノーマンリーフにあるポンツーンでは頻繁に見られます。 ただグレートアドベンチャー社のノーマンリーフでは、ここに停泊するボートが多いため、どのボート、あるいはポンツーンに居つくかは、その日の気分次第ですから、他のボートがあまり訪れないクイックシルバー社の エージンコートリーフにあるポンツーンかリーフマジック社のノーマンリーフにあるポンツーンが最も目にしやすいと思います。
各ボートとも、昼食後、餌付けの時間があって、そのときには、ポンツーンのステップの上までナポレオンがやってきます。リーフマジック社のノーマンリーフにあるポンツーンでは3匹のナポレオンが居ついていますが、その内の、 中くらいの固体(名前はサラ)は、かなり人懐こく、手をかざすと、吻先を手のひらに押し当てて、そのままグイグイ押し返してきます。いずれのナポレオンも餌付けをしていますが、その量と、頻度に関しては、グレートバリアリーフの 国立公園管理局の定めたルールに従わなければなりません。従って、昼食の残りを水中に持ち込んで餌付けなどをしてはいけないことになっています。ナポレオンフィッシュは、沖縄、ミクロネシアあたりでは、大切な食料で、居れば、 すぐに銛で打たれてしまうところですが、ヨーロッパ文化圏では、ナポレオンを食用とはしないので、ナポレオンが人を恐れることなく、すぐ間近まで近づいてくれます。オーストラリアではナポレオンのことをマオリラスと呼びます。 「ラス」はベラ科の魚のことをさしますが、「マオリ」とはニュージーランドの原住民、「マオリ」族のことです。ナポレオンの顔の表面にある模様が、マオリ族が顔に施すイレズミの模様に似ているからです。

※下の写真はいずれもリーフマジック社のノーマンリーフにあるポンツーン「マリンワールド」にて撮影されたものです。

タラップの上まで上がってくるナポレオンフィッシュ 水中でも、ダイバーから離れないナポレオンフィッシュ ナポレオンを手に触れることも可能です